【ウエスタンデジタル スティーブ・ミリガンCEOからのメッセージ】日本のステークホルダーの皆様へ

2017/06/06

ウエスタンデジタル スティーブ・ミリガンCEOからのメッセージ
日本のステークホルダーの皆様へ
~日本と私たちの大切な関係と日本へのコミットメント~

今日、国際社会において、日米の戦略的なアライアンスは深く揺るぎないものです。ウエスタンデジタルは、日本の技術革新の伝統と実績を深く尊敬しており、当社もアライアンスを通じその恩恵を受けていることに感謝しております。

当社は、30年以上に亘り日本でHDDおよびNANDフラッシュ事業を行って来ました。それらの原動力は、日本人の秀でたリーダーシップであったと言えます。私自身は、こうした日本人の関係者らと共に、努力、チームワーク、そして共通の価値観を通じて幾多の困難を乗り越え、大きな成果を得る経験ができたことを誇りに思っております。その間、私は経営陣の一人として、サプライヤー、パートナー、お客様方との信頼と相互の尊敬に基づいた長期的な関係を築いてきました。
そして、私は日立GSTのCEOとして、こうした信頼関係や考え方といったものが事業再建にとって如何に重要かを身をもって体験いたしました。その業績好転のおかげで、日立GSTは2012年、ウエスタンデジタルに組み込まれることとなりました。このような時期に日立GSTチームを率いたことは、公私にわたり忘れることのできない、最も大切な経験と言えます。

当社と東芝との長期的な合弁事業(JV)は、日米協力の好事例であり、技術産業の歴史において最も成功した合弁企業として広く知られています。1999年以来、我々のパートナーシップは、13世代に亘って共同で開発・製造したNANDフラッシュメモリで業界の技術をけん引し、前例のない成功を収めてまいりました。JVのほか、当社はHDD製品開発に焦点を当て、神奈川県藤沢市で数十年前から事業展開してきました。現在、ウエスタンデジタルは日本に、三重県四日市市の優秀な700人のエンジニアを含む約2,100人の従業員を擁しています。

当社は日本での事業展開にこれまで通り、強い可能性を見出しており、研究開発および製造能力の向上のために着実な投資を継続していきます。その中には、四日市の新工場建設をはじめ、優秀なエンジニアたちの雇用継続も含まれております。

これらの投資によって、当社ではJVの卓越した技術革新力と人材が最大限に活用され、四日市ひいては日本が、今後もメモリ開発の最先端を行くことができると確信しております。将来のJVの成功に向けた当社による経営資源のコミットメントにより、日本全国に広がる半導体エコシステムはもとより、我々が事業を運営する地域コミュニティにも恩恵がもたらされ、さらに長期的な価値を生み出すと考えております。

当社はこれまで、四日市の事業に1.3兆円の投資を行ってきており、今後もしっかりと投資を行っていく所存であります。

東芝による半導体業界への貢献は、世界経済の多くの分野に数えきれないほどの影響をもたらしてきました。現在、東芝は自社の課題解決に取り組まれておられます。当社では、東芝と当社の共有価値観に合致する、従業員、パートナー、お客様や株主に至るまでJVの全ステークホルダーの長期的な利益を確保するため、解決策を導きだすことに最善を尽くしております。

私たちが未来を見据える時、日米両国の従業員による相互補完的な優れた能力によって技術革新が推進され、互いの強みから生まれる明るい未来が訪れると確信しています。

ウエスタンデジタル コーポレーション CEO
スティーブ・ミリガン